私が思うプレゼンテーション

こんにちは。製品企画室の土井です。

先日部門ミーティングで、研修内容のプレゼンをする機会がありました。そこで今回は、学生時代からずっと感じていたプレゼンテーションに対する思いについて書きたいと思います。(異論反論はご自由にどうぞ)

プレゼンにあたって、私が心掛けているのは難しい表現を使わないことです。

私は学生時代に、専門用語を並べて小難しいプレゼンをする人をたくさん見てきました。レベルの高い雰囲気(本当に高いかは定かではない)のプレゼンに、周りの人は驚きます。「なんだか凄そうなプレゼンだ」と。しかし、プレゼンの内容はちゃんと聴衆に伝わっているのでしょうか?少なくとも私には、「なんとなく凄そうだけどよくわからない」という印象しか残りませんでした。

一方私は、専門用語やカタカナ語を使うのがあまり得意ではありません。そもそも言葉をあまり知らないというのもありますが、正しく理解できていない言葉を使いたくないからです。その結果、プレゼンにおいても自分の言葉で表現することが多く、幼稚な表現になってしまうことも多々あります。しかし、私はそれで構わないと思います。特にプレゼンが苦手だとも感じていません。自分の考えは、自分の言葉で表現するのが一番伝えやすく、思いを込めやすいと考えているからです。

プレゼンの目的は相手に行動を起こさせること(「新エバンジェリスト養成講座」より)であると言われています。ですが、そのためには、自分の考えを相手に正しく伝えることが前提になります。

自分の考えを伝えるために、自分でもよく分かっていないような専門用語を使って、準備した原稿を読み上げるような発表をする必要はないと思います。話す側からしても、そんなプレゼンは楽しくないです。聴く側も、そういったプレゼンはきっと楽しくないと思います。幼稚な表現であっても、それが自分の言葉であるなら、思い切って発表してみることをお勧めします。堅苦しいプレゼンよりも、楽しそうに話しているプレゼンのほうがきっと面白いと思います。

何かの参考になれば…。

ちなみに今回の部門ミーティングでは、発表資料の作成~修正、発表練習に丸一日以上費やしてしまいました。(チューターさんに4回も発表練習に付き合ってもらいましたが、実際のところ最低7回はやったほうがよいそうです。)実際の発表本番では、つい多く話しすぎてしまい、時間を少しオーバーしてしまいました。練習では少し短めに時間を設定しておくとよいかもしれません。今回を機に、プレゼンのやり方、資料の作り方などの土台がかなり出来上がったと感じています。あとは回数をこなすのみなので、今後発表の機会は大事にしていきたいです。

スライドの作成にはMarkDownという非常に便利なツールを使用しましたが、それについてはまたの機会に。

ABOUTこの記事をかいた人

土井 周平

茨城県は東海村から来ました土井周平と申します。 趣味は軟式テニスで相手をしてくれる方を探していますので、 興味のあるかたはぜひお声掛けください。 1日も早く胸を張って"エンジニア"と名乗れるように努力していきます。