こんにちは、AIソリューション部の伊藤です。今回はシステム開発の現場において、絵を描くことの大切さについてお話しします。
システムを開発する際にはコードを書くことが多い印象ですが、実際はコードを書いている時間よりも、考えたり、考えをまとめたりする時間の方が長いと思います。
頭の中の考えをノートなどにアウトプットすることもしばしばありますが、その時は文字だけでなく絵を描くことも多いです。
この時にすぐに絵を描けるかどうかというのは、エンジニアのスキルとも関わる大切なことだと思います。
例えば、私の所属するAISIA-ADチームでは、突発的に打ち合わせが行われることがよくありまが、いつもチームのリーダーが中心となってホワイトボードに絵を描きます。なんの絵を描くかというと、システムの概念図であったり、データベースのテーブル関連図であったり、場面によって様々です。
絵を描く(描いて周りに共有する)ことは、単に難しい説明をわかりやすくするだけでなく、知識の前提条件や理解のレベルを合わせることも容易になります。要するに認識のズレを低減できるということです。
メリットはこれだけでなく、理解のために用いた絵を形に残すことができます。実際、チームでは、打ち合わせで使ったホワイトボードの写真を後でチャットなどで共有しています。
このように、絵が描ける(考えを視覚化できる)というスキルは、理解を助け、認識のズレを低減し、考えを形に残しやすくできるスキルということですね。
私も、周りを見習って習得していきたいと思います。
おわり。