理性と情念の狭間で ~仕事におけるモノ・コト~

あけましておめでとうございます!先週、早速映画を2本観てきましたERP・AI事業部の高槻です。先月末に行われた納会で内定者とお話する機会がありました。(納会の様子はコチラ)その時に内定者、つまり来年度の後輩からブログをちょくちょく見ていますと言われ、ちゃんとした記事を書かねばと身を引き締まりました。残りの投稿回数も少なくなってきましたが、少しでもSIに興味のある方のためになるような記事を書きたいと思います。

今回は、モノ・コトについてのお話です。最近、忘年会や新年会などでお酒を飲む機会が多かったのですが、皆さん飲み会は好きですか。一食3000円以上と考えると普段の食事と比べてかなり割高な感じがする人もいると思います。私も割高だなと感じる時期もあったのですが、色んなお店に行くうちにお酒や料理といった『モノ』よりもお店の雰囲気や店主やお客さんとの交流といった体験(『コト』)の方に魅力を感じてあまり値段のことは気にしなくなりました。皆さんも好きな食事や趣味などでこういった払った対価に見合うといった判断基準ではなく、それが好きだから多少高いお金を払ったりするといったことは1つや2つあるのではないでしょうか。つまり、何らかのサービスに対してお金払う際に『モノ』(物質)よりも『コト』(体験・感情)が優先されるシーンがあるということです。

この『モノ』から『コト』への流れの変化は様々な分野で起こっています。大きな括りでいうと工業(モノ)から情報(コト)への産業の変化です。SIでは様々なパッケージソフトを扱っていますが、そのソフトウェア自体に実体がある訳ではありません。お客様が何にお金を払っているかというとソフトウェアを導入したことで得られる業務効率化などの利便性です。これも一種の体験(『コト』)ですね。何が言いたいかというと、ソフトウェアとしての機能(『モノ』としての側面)を使う人がどう感じるのかの体験(『コト』)も含めてつくっていくのが重要であるということです。ここで大事になってくるのが私の記事でも何度か登場している「相手の視点に立って考える」ということです。この考え方は今年度の全社目標である『デザイン思考』の中にも含まれるものです。前回の記事でも触れましたが、今週から本格的にお客様と関わりながらGRANDITの導入支援を行っています。相手の視点に立って考えるということは今回だけでなく、設計や要件定義など今後の仕事の場面でも必ず役立ってくると思うので意識して取り組んでいきたいです。

新年早々長文になってしましたが、今年もよろしくお願いします。ではまた、次回。

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高槻 拓未

こんにちは!高槻拓未です。記事を読んでいただきありがとうございます!
情報系以外の学科出身なので、そういった方の役に立てるような独自の目線に立った記事を書けるように頑張ります。
技術を学び成長し、多くの人の役に立てるようなエンジニアを目指しています。
よろしくお願いします。